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こんにちは。札幌市で訪問鍼灸・マッサージを行っているTASKEL sapporo院長の加我です。
現在日本では多数の鍼灸院がありそこで多種多様な鍼灸治療を行っております。
当院では患部(痛いところ)に鍼を刺さない治療を行っており、遠隔治療とも呼びます。
そんな鍼治療ですが鍼を刺した時に体の中では一体どんな反応が起きているのでしょうか?
それは以下の通りです。

  • 血流増加
  • 鎮痛作用
  • 抗炎症作用
  • 神経系調節(ホルモン、内分泌)

この4つの項目について説明していきます。

■血流増加

もし、あなたが膝を擦りむいたとしましょう。その擦り傷は放っておいても勝手に治りますよね?
それは、組織の修復に必要な細胞や物質が血液の流れにのってきているからです。
あなたの体には毎日細菌やウィルスが侵入してきていますがそう簡単に体調を崩さないのは免疫細胞が血液の流れにのり侵入してきた最近やウィルスを退治してくれるからです。
消化吸収、呼吸、代謝など全て血液の流れを利用して体の機能は調節されています。

■鎮痛作用

痛みは『急性痛』と『慢性痛』に分けられます。どちらににしてもその痛みを感じるところは『脳』です。
人間が痛みを感じ、それを鎮痛する仕組みを患部に刺さない鍼治療は引き出しています。
また、患部に刺さない鍼は刺した瞬間に効果があるか痛いところ動かして確認できるので、安心です。

■抗炎症作用

組織的な損傷があると炎症を起こし、痛みやその他症状として現れます。
炎症を抑える働きを促進させ組織の回復を促すこと効果が期待できます。
鍼治療では内科的な症状に適応できるのも抗炎症作用を向上させ炎症を起こしている内臓の組織にも有効であると考えられているためです。

■神経系調節(ホルモン、内分泌)

アドレナリン、ドーパミン、セロトニン、などなど聞いたことはありませんか?
これらは全てホルモンです。
ホルモンの役割は人間の生理機能を調節しています。そのホルモン分泌を調整しているのが最近何かと聞く「自律神経」というものです。
自律神経とは交感神経と副交感神経に分けられ、交感神経神経優位とは活動している時、戦闘態勢(緊張状態)副交感神経優位とはリラックスしている時です。
鍼治療は交感神経と副交感神経のオンオフを利用して効果を引き出しています。

以上が鍼治療の際に体で起きている反応でした。
気づいている方はもうお気づきだと思いますが、鍼治療は患者さんの体で起きる反応を引き出しているだけなのです。
患者さん一人一人体の状況が違うので全員が同じ効果が出るとは限ら無いですし治療に必要な回数も人によって異なってきます。それは年齢、生活習慣、食事などなど。いずれにせよ、体の状況が整っている方の方が反応は引き出しやすいでしょう。
そして、構造が壊れている物(骨折、筋腱切れている)・外科的な手術(変形など)が必要なものはまずは病院の受診が必要です。当院でも受診が必要なものは治療を中止し最適な治療を選択してもらいます。大体の患者さんは標準治療を行ってなかなか改善しない方が鍼灸治療を選択されるのでその点はあまり心配ないかと思いますが。。
あくまで患者さん主体が私のモットーです。患者さんの様々な要因を分析しなければ鍼灸治療も意味のないものになっていまします。
札幌市にお住まいの方、ご自宅で鍼灸治療を受けてみたい方はお気軽にご相談ください。

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