こんにちは。札幌市で訪問専門で鍼灸・マッサージを行っております、訪問鍼灸・マッサージTASKEL院長の加我です。
今回は鍼治療を行った実際のケースをご紹介したいと思います。
80歳女性 お尻痛、太ももの外側痛。
もともと、お尻や、太ももあたりには重だるさや、痛みを感じておられたようです。冷えを感じると尚、痛みが強くなるという状態でした。
今年の大雪のせいで雪かきをすることが多く、その度に痛みを感じておられました。
足を持って股関節の運動を行うとお尻と太ももの外側に痛みが発生する様子でした。また、太ももの外側は指で押すと痛みを感じる状態でした。
当院では痛いところには鍼を刺さない方法で施術を行っているので服を脱いだりはせずお尻や太ももから離れたところに鍼を行いました。
最初に刺した鍼でお尻の痛みが和らぎましたが、太ももの痛みはあまり変わらずそこからさらに鍼を追加しました。そうすると太ももの痛みや押した時の痛みが和らいだのでしばらく鍼を刺したまま時間を置きました。約30分後に鍼全て抜き動作を確認すると痛みはないようだったのでその日は終了しました。
その後の経過はそれから雪かきを行っても痛みを感じることがなくなり、暖かくなった現在も快適な日常生活を送ってらっしゃいます。
比較的、早期に施術を行ったため一回の施術で症状が緩和したケースでした。症状や体の状態によって回数を重ねる必要も出てきますね。
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